経営者向け弥生会計活用法

 このコーナーでは、自社の会計ソフトで弥生会計を使用して
おられる中小企業の経営者向けに、弥生会計の活用方法を
お伝えさせて頂きます。
 これを機会に、弥生会計を使いこなして「数字に強い経営者」
目指して下さい!

<経営者が見るべき弥生会計のポイント>
まずは、弥生会計の「集計」画面をナビゲータから選択して
下さい。(ナビゲータが表示されていない場合は、右上の
ナビゲータボタンをクリックして頂ければOKです)

☆日次データを確認しましょう

 日次データでは、以下の内容が確認できます。

@日計表(勘定科目別)

 ここでは、対象となる期間で、貸借対照表・損益計算書で
数字が動いた勘定科目のみがピックアップされます。

 画面の上部分にある項目を選択して下さい。
〔集計対象〕取引日付か入力日付を選択します。
        経営者がチェックする場合は、取引日付を選択して下さい。

〔期  間〕チェックしたい期間を選択します。
       1日だけ、1日〜10日、または1週間の動きなど、
       ご自身が見たい期間を選択して下さい。

〔部  門〕当初は、『全社(合計)』となっていますが、部門を
       登録しておられる場合は、対象部門を選択できます。

〔決算仕訳〕決算仕訳を含むか含まないかを選択します。
        基本的には、「含む」の状態で結構です。
        ※決算仕訳を除いた数字をチェックしたい場合は、
        「含まない」を選択して下さい。

〔集  計〕上記の設定が終われば、集計ボタンをクリックして下さい。
       指定した期間の科目の動きが出てきます。
 
★ポイント…見たい科目、気になる科目があれば、その勘定科目の行を
        ダブルクリックして下さい。
        そうすると、その勘定科目の総勘定元帳に移動します。
        見たい金額のもととなる仕訳が掲載されていますので、
        そこで内容を確認して下さい。
        ※それでも内容が理解できない場合は、経理担当者に
        質問しましょう。

A日次残高推移表(勘定科目別)

 ここでは、勘定科目別の日々の科目残高の推移を検証できます。

〔部  門〕全社(合計)か、部門が存在する場合は、部門を選択して下さい。

〔勘定科目〕チェックしたい勘定科目を選択して下さい。

〔期  間〕チェックしたい期間を選択して下さい。

〔集  計〕上記の設定が終われば、集計ボタンをクリックして下さい。
       指定した期間の科目の日々の残高が出てきます。

★ポイント…この日次残高推移表では、現預金の日々の残高推移を
        チェックしたい場合や、売掛金がどのタイミングで大幅に増減して
        いるかを確認したい場合等に有効です。


B日計表(補助科目別)

 操作方法は、@の日計表(勘定科目別)とほぼ一緒です。

〔勘定科目〕チェックしたい勘定科目を選択して下さい。
★ポイント…この日計表(補助科目別)では、勘定科目の中で
        補助科目がたくさん出ている場合(売掛金や買掛金・未払金等)や、
        預金取引のように、各金融機関の推移を確認したい場合に有効です。 


C日次残高推移表(補助科目別)

 操作方法は、Aの日次残高推移表(勘定科目別)とほぼ一緒です。

〔補助科目〕部門、勘定科目、期間を選択した後で、チェックしたい
        補助科目を指定して下さい。

★ポイント…口座ごとの預金口座残高推移を確認したい場合等
        に有効です。


D現預金明細表

 ここでは、対象期間の現預金の明細を把握できます。

〔部  門〕全社(合計)か、部門が存在する場合は、部門を選択して下さい

〔期  間〕チェックしたい期間を選択して下さい。

〔決算仕訳〕決算仕訳を含むか含まないかを選択します。
        基本的には、「含む」の状態で結構です。
        ※決算仕訳を除いた数字をチェックしたい場合は、
        「含まない」を選択して下さい。

〔集  計〕上記の設定が終われば、集計ボタンをクリックして下さい。
        指定した期間の科目の日々の残高が出てきます。

★ポイント…対象期間の現預金の動きが一覧で把握できます。
        また、気になる預金口座があれば、その科目の行で
        ダブルクリックすると、「総勘定元帳」「補助元帳」
        にリンクして、個別の動きを確認することができます。
        (不要な預金口座があれば、解約手続きを行なうように
        経理担当者に指示して下さい) 

☆月次データを確認しましょう

 日頃、月次試算表を紙データでご覧になっている方も
多いと思います。
 今回は、弥生会計ソフトを使って、試算表データを
どのように見ればよいのか、そのポイントをお伝えしましょう。


@残高試算表(月次・期間)

〔部  門〕全社(合計)か、部門が存在する場合は、部門を選択して下さい

〔期  間〕チェックしたい期間を選択して下さい。
       左クリックをしたままで、選びたい期間(例えば5月〜8月)
       を選択することも可能です。

※画面の上部分にある「補助科目を表示」「要約表示」「前期比較表示」「残高0を表示」
の各項目について

「補助科目を表示」…ここをクリックすると、試算表の中で補助科目を設定している
             勘定科目の所でカーソルをクリックすると、下の部分に
             補助科目が表示されます。

「要約表示」…ここをクリックすると、文字通り貸借対照表、損益計算書を
         要約で見る事ができます。試算表の全体像を確認したい方に最適です。

「前期比較表示」…指定した期間を、前期の数値と比較しながら見る事ができます。

「残高0を表示」…登録されている勘定科目の中で、残高が0円のものについては
            表示されないようになっていますが、ここをクリックすると、
           残高が0円になっている科目も表示されるようになります。

★ポイント…対象期間で、試算表にどのような金額の増減(借方と貸方の動き)が
        あったのかを確認する事ができます。また、補助科目を表示することで、
        補助科目をつけている勘定科目の中身もチェックできます。
        毎月の試算表がどのような数字の合計で出来上がっているかを確認しましょう。

A残高試算表(年間推移)

 画面を選択すると、貸借対照表と損益計算書(製造業等の場合は製造原価報告書)の
毎月の金額が年間推移で表示されています。

★ポイント…貸借対照表の場合は、毎月の月末時点での残高が記載されていますので、
        金額の増減の推移を確認する事ができます。これに対して損益計算書では、
        毎月の売上・売上原価・販売費及び一般管理費の毎月の合計額が推移で
        計上されますので、どの科目でどれぐらいの金額が発生しているのかが
        確認しやすくなります。
        予算設定の場合は、この年間推移の画面をみながら、毎月平均して
        どのぐらいの経費が
        発生するのか、特別に発生する経費があるとすれば、どの月にいくらの
        金額が発生するのかが把握できるようになります。自社で予算設定
        をされる場合は、この年間推移の画面を活用して下さい。


B補助残高一覧表(月次・期間)

〔勘定科目〕チェックしたい勘定科目を選択して下さい。
★ポイント…この月別補助残高一覧表では、勘定科目の中で
        補助科目がたくさん出ている場合(売掛金や買掛金・未払金等)や、
        預金取引のように、各金融機関の推移を確認したい場合のチェックに
        有効です。


C補助残高一覧表(年間推移)

〔勘定科目〕チェックしたい勘定科目を選択して下さい。
★ポイント…補助科目を設定している科目について、年間推移で
        数字の推移をチェックできます。先ほどの残高試算表(年間推移)でも
        述べましたが、補助科目の件数がたくさんある勘定科目で、予算設定を
        行なう際に、有効活用できます。

以上が月次に関するチェック項目です。
毎月の売上・経費の推移を確認したい場合や予算設定を行なう場合は、
年間推移を活用し、貸借対照表の状況を確認したいのであれば、月次・期間
の項目で確認すると、非常に見やすいと思いますので、ご自身の用途・目的
に併せて活用して下さい。