U.収益性

1 名称売上高総利益率
算式売上総利益÷売上高×100【%】
内容売上高に対する売上総利益の割合を示す指標です。
  売上総利益=売上高−売上原価で求められますので、売上高に対する売上原価の割合を抑えることで、売上総利益率は高まります。
売上原価…卸小売業では商品仕入高、美容飲食業などでは材料
       仕入高、製造業では製造原価(材料仕入、労務費、製造経
        費)、運送業では運送原価が該当します。
業界別平均値(%)
建設業24.9製造業36.6情報通信業60.9
運輸業41.7卸売業23.9小売業33.9
不動産業69.2飲食・宿泊業65.1サービス業64
2名称売上高営業利益率
算式営業利益÷売上高×100【%】
内容売上高に対する営業利益の割合を示す指標です。
営業利益は、本業の儲けを表すものですので、この指標が高ければ高いほど、効率益に本業が儲かっていることを指し示しています。
なお、営業利益=売上総利益−販売費及び一般管理費 で求められます。
売上高営業利益率を高めようと思えば、売上総利益率を高めるか、販売費及び一般管理費を少なくできるかがポイントです。
業界別平均値(%)
建設業1.2製造業2.3情報通信業2
運輸業1.2卸売業1小売業0.2
不動産業7.9飲食・宿泊業0.5サービス業1.6
3 名称売上高経常利益率
算式経常利益÷売上高×100【%】
内容売上高に対する経常利益の割合を示す指標です。
経常利益は、本業の儲けを表す営業利益に、主に財務面での収益と費用を差し引きして求められる指標です。
売上高経常利益率を高めるには、売上高営業利益率を高めるか、営業外収益(受取利息、受取配当金、雑収入など)の増大、営業外費用(支払利息、手形売却損、雑損失など) の減少により、指標を改善できます。
業界別平均値(%)
建設業1製造業1.8情報通信業1.8
運輸業1.4卸売業0.8小売業0.4
不動産業4.5飲食・宿泊業0.4サービス業1.7
4 名称売上高当期純利益率
算式当期純利益÷売上高×100【%】
内容売上高に対する当期純利益の割合を示す指標です。
この指標が高ければ、企業の活動が株主の配当原資や純資産の増加に効率的に結びつくこととなります。
なお、売上高当期純利益率を高めるには、売上高経常利益率を高めるか、特別利益の増加、特別損失の減少などにより、指標を改善できます。
特別利益…固定資産売却益、投資証券売却益、貸倒引当金戻入など
特別損失…固定資産売却損、固定資産除却損、投資証券売却損など
業界別平均値(%)
建設業0.6製造業1.1情報通信業1.1
運輸業0.8卸売業0.5小売業0.1
不動産業2.8飲食・宿泊業0サービス業0.9

※参考資料…中小企業の財務指標(中小企業庁編)
その他の財務分析指標