W.生産性

1 名称売上高対労務費比率
算式労務費÷売上高×100【%】
内容売上高に対する(製造原価・工事原価・運送原価の中の)労務費の割合を示す指標です。この比率をチェックする際は、同様に製造原価・工事原価・運送原価の中にある外注加工費(外部への生産依頼)の売上高比率とのバランスをチェックする必要があります。
業界別平均値(%)
建設業10.6製造業12.8情報通信業0
運輸業21.6卸売業0小売業0
不動産業0飲食・宿泊業0サービス業0
2名称売上高対販売費・管理費比率
算式販売費・管理費÷売上高×100【%】
内容売上高に対する販売費・一般管理費の割合を示す指標です。
この指標は小さいほど良い指標といえますし、この指標が良好であれば、売上高営業利益率が改善されます。
業界別平均値(%)
建設業23.8製造業34.3情報通信業58.8
運輸業40.5卸売業22.8小売業33.7
不動産業61.2飲食・宿泊業64.6サービス業62.4
3 名称売上高対人件費比率
算式人件費(販管費中)÷売上高×100【%】
内容売上高に占める(販管費の中の)人件費の割合を示す指標です。
また、人件費を「販売費の中の人件費」「管理費の中の人件費」と分解して売上高に占める人件費の推移をチェックすることもできます。
業界別平均値(%)
建設業13.9製造業16.2情報通信業38.7
運輸業17.5卸売業12.3小売業17.4
不動産業21.1飲食・宿泊業34.7サービス業39.1
4 名称付加価値比率(売上高対加工高比率)
算式(経常利益+労務費+人件費+支払利息割引料−受取利息配当金+賃借料+租税公課+減価償却実施額)÷売上高×100【%】
内容企業が創出する付加価値の売上に占める割合を示す指標です。
この指標が高ければ高いほど、付加価値の高い事業を手がけていることになります。

なお付加価値については、いっくつかの計算方法がありますが、 今回は、日銀方式(加算法)で計算しています。
※他には、中小企業庁方式(控除法)があります。
業界別平均値(%)
建設業34.1製造業41.8情報通信業51
運輸業55.4卸売業17.3小売業24.4
不動産業58.1飲食・宿泊業48.6サービス業53.9
5 名称機械投資効率
算式(経常利益+労務費+人件費+支払利息割引料−受取利息配当金+賃借料+租税公課+減価償却実施額)÷設備資産【回】
内容機械や、車両運搬具、工具器具備品などの機械設備と付加価値の関連性を見る指標です。この指標が高ければ、機械設備が有効利用され、多くの付加価値を生み出している事になります。
業界別平均値(回)
建設業9製造業5.3情報通信業21.1
運輸業5.3卸売業12.8小売業11.2
不動産業16.8飲食・宿泊業12.5サービス業11.6
6 名称労働分配率(加工高対人件費率)
算式人件費合計額(労務費+人件費)÷(経常利益+労務費+人件費+支払利息割引料−受取利息配当金+賃借料+租税公課+減価償却実施額)×100【%】
内容会社全体で発生する人件費(労務費+人件費)の付加価値に占める割合を示した指標です。
人件費が効率よく支給されているかどうかを見ることができます。
一般的には、少ない人件費で、多くの付加価値を上げる事が評価されますが、過度に低い場合は、従業員への業務負荷を考える必要があります。
業界別平均値(%)
建設業77.9製造業73.5情報通信業77.5
運輸業73.6卸売業72.2小売業73.4
不動産業42.8飲食・宿泊業72サービス業74.4

※参考資料…中小企業の財務指標(中小企業庁編)
その他の財務分析指標